〈賄賂〉のある暮らし:市場経済化後のカザフスタン電子ブックのダウンロード
〈賄賂〉のある暮らし:市場経済化後のカザフスタン
岡 奈津子 / 本
〈賄賂〉のある暮らし:市場経済化後のカザフスタン電子ブックのダウンロード - 岡 奈津子による〈賄賂〉のある暮らし:市場経済化後のカザフスタンは白水社 (2019/10/29)によって公開されました。 これには256ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、2人の読者から4.3の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
〈賄賂〉のある暮らし:市場経済化後のカザフスタン の詳細
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タイトル : 〈賄賂〉のある暮らし:市場経済化後のカザフスタン
作者 : 岡 奈津子
ISBN-104560097283
発売日2019/10/29
カテゴリー本
ファイル名 : 賄賂-のある暮らし-市場経済化後のカザフスタン.pdf
ファイルサイズ19.03 (現在のサーバー速度は19.54 Mbpsです
〈賄賂〉のある暮らし:市場経済化後のカザフスタン電子ブックのダウンロード - 内容紹介 豊かさを追い求めた、この30年…… ソ連崩壊後、独立して計画経済から市場経済に移行したカザフスタン。国のありかたや人びとの生活はどのような変化を遂げたのだろうか。 1991年のソ連崩壊後、ユーラシア大陸の中央に位置するカザフスタンは、独立国家の建設、計画経済から市場経済への移行という、大きな変化を潜り抜けてきた。その過程で、国のありかたや人びとの生活はどのような変化を遂げてきたのだろうか。 豊富な資源をもとに経済発展を続けるカザフスタンは、いまや新興国のなかでも優等生の一国に数えられる。 独立前からカザフ人のあいだにみられる特徴のひとつに「コネ」がある。そして、市場経済移行後に生活のなかに蔓延しているのが、このコネクションを活用して流れる「賄賂」である。経済発展がこれまでの人びとの関係性を変え、社会に大きなひずみが生じているのだ。 本書は、市場経済下、警察、教育、医療、ビジネス活動など、あらゆる側面に浸透している「賄賂」を切り口に現在のカザフスタンをみていく。賄賂は多かれ少なかれ世界中の国々でみられる現象だが、独立後のカザフスタンは、それが深刻な社会問題を生み出している典型的な国のひとつである。 ここから見えてくるのは、人びとの価値観の変容だけでなく、ほんとうの「豊かさ」を支える社会経済システムとはどのようなものかという問題だ。豊かさを追い求めた、この30年の軌跡。 [目次] プロローグ〈賄賂〉を見る眼 第1章中央アジアの新興国カザフスタン 一国土と住民 二ナザルバエフ政権の功罪 三民族と言語 四人びとの暮らし 第2章市場経済化がもたらしたもの 一計画経済から市場経済へ 二変化するライフスタイル 三コネとカネの使い分け 四カザフ人の親族ネットワーク 第3章治安組織と司法の腐敗 一警察とのつき合い方 二買われる正義 三兵役と青年 四腐敗の構造 第4章商売と〈袖の下〉 一ビジネスの実態 二なぜ賄賂を払うのか 三住宅問題 四ビジネスと非公式ネットワーク 第5章入学も成績もカネしだい 一変わる教育 二大学と「市場原則」 三学校と保育園 四腐敗の再生産 第6章ヒポクラテスが泣いている 一医療システムの変容 二賄賂か謝礼か 三命の沙汰もカネしだい 四医療をめぐる現実 エピローグ格差と腐敗 註記 あとがき 初出一覧 附録 索引 内容(「BOOK」データベースより) 市場経済化とは何だったのか?豊かさを追い求めた、この三十年…広がる格差のなかで、したたかに生きる人びと。 著者について 岡奈津子(おか ・なつこ) 1968年生まれ。1994年、東京大学大学院総合文化研究科にて修士号を取得後、アジア経済研究所に入所。2008年、リーズ大学政治国際関係学科博士号(PhD)取得。現在、アジア経済研究所主任研究員。専門は中央アジアの政治と社会。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 岡/奈津子 1968年生まれ。1994年、東京大学大学院総合文化研究科にて修士号を取得後、アジア経済研究所に入所。2008年、リーズ大学政治国際関係学科博士号(PhD)取得。現在、アジア経済研究所主任研究員。専門は中央アジアの政治と社会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
カテゴリー: 本
以下は、〈賄賂〉のある暮らし:市場経済化後のカザフスタンに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
ソビエト時代から市場経済に変化した社会において、「非公式な問題解決」の方法(コネと賄賂)がどのように変化したのか、現地の人に聴き取ってまとめられたものである。たいへん興味深い材料が提供されている。著者はアジア経済研究所に所属する研究者で、善し悪しの判定を下さずに聴き取りから、実態を丹念に描き出している。読み物としてもとても面白く読めた。インサイダーな話題なので他のソビエトから独立した国の状況と比べにくいのかもしれないが、ソビエトから資本主義(市場経済)に移行した場合の必然なのか、なお知りたいと思った。教育にお金をかけられる階層とそうでない階層が日本でも分化しつつある。このような状況と賄賂を払う状況とは明らかに違う。けれども、そこには子どもにお金をかけられるかどうかという点で共通性があるようにも思われる。本書の帯には「拡がる格差のなかでしたたかに生きる人びと」とある。その「したたかさ」が未来において正当な意味を持つための社会的合意は何か、掘り下げて考えるための材料を与えてくれる書である。
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